太陽いっぱいコロラド暮らし

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通訳にとっての接待食事とは......

今週またジョージアに来ているが、ここに来るとアメリカ人と日本人が同席する食事の場に通訳としている場面がよくある。両者がおしゃべりをする中、当然私は注文した料理も食べられないまま、通訳を続ける。口に物が入っていたら通訳できないし、それはそれで全然構わないのだ。これは私の仕事なのだから。問題なのは、私の仕事を全く理解してくれていない発言を耳にしたとき。
今日は1番口数が多くて、私の仕事量を増やす原因になっていた人が、
「ボーダさん、あまり食べていませんが、具合でも悪いんですか?」と聞いてきた。全くギャフンって感じだ。

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by boudham | 2018-08-09 08:16 | Comments(4)
Commented by kaguma at 2018-08-10 12:25 x
「通訳あるある」として漫画にできそうな感じですね。
その人もboudhamさんのことを気遣う気持ちはある優しい人なんでしょうね。
ただ気が回っていなかった。

通訳者は食事は別にしてもらったほうが良さそうですね。
Commented by Ta-mi-hi-me at 2018-08-10 14:08
私は職業としてではありませんでしたが、体験した通訳場面は、(筆記通訳が多かったのですが)、食事は事前か事後にしてもらってました。とても同時にはできません。特に口述では無理ですね。
事前に食事をとると事前学習したものが出にくくなるようで、全てが終わってからか食事なしでやっていました。
通訳を頼んだり、利用する立場の人が通訳の仕事をよく理解してないことは、本当によくあることです。
私の笑い話は、障害者の国体で主催者から、「聴覚障害者の場合は、スタートの合図を肩をたたいて知らせてください。そして、ゴールしたら、すぐにタイムを知らせてください。」と言われました。
スタート地点で肩を叩き、数十秒後にゴールでタイムを知らせる。
10代、20代の若者が全力で走っているのですから、おばさん、無理です。
その時は、ゴールに待機している通訳者にお願いしました。
それでも走って追いかけましたよ。次のアクションでも通訳しなければなりませんから。
Commented by boudham at 2018-08-11 10:17
Kaguma-ji,
そうですね、わかります。私を気遣ってくれたのでしょう。
通訳は食事は別にしてもらったほうが、の件ですが、とても正式な場合はそうなるのですが、中間的な場合は通訳である私が一人食事を取っていないというのは、彼らにも嫌なようなのです。みんなが注文するとき、「私は通訳なので注文しません、食べません」というのを通すのも、なんか決まりが悪いのです。でも、アメリカでは、残り物を持ち帰ることができるので、いつも持ちかえってホテルの部屋で食べます。
Commented by boudham at 2018-08-11 10:37
Tamihimeさん、
ありがとうございます。大笑いさせてもらいました。どういうわけか、通訳という業種は、そのような実行不可能な期待を持たれる運命なようです。でも、考えてみるとわからないでもありません。なぜなら、通訳というのは、本来理解できて当然なことを、たまたま言語の違いで理解できないので、そこでヘルプをしている存在で、実際両者が話している内容自体の専門家でもなければ、問題の解決もできないのです。だから、黒子的存在で、ときには不可能なことまで期待されてしまうようです。
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