今日はジョージアには珍しく雪。
大好きなビートたけしが出ている、というだけでダウンロードして観たのだが、
私的にはすごく面白かった。
繰り返し2度も観てしまった。
しかも、心に深くきた台詞を映像を何度も止めて書き取った。
このドラマは落語家立川談春のエッセイをドラマ化したものだ。
彼が高校を中退し、落語家を目指して
立川談志に弟子入りしてからの生活の様子だ。
彼が師匠からいろんなことを学んで成長していく様子が面白い。
私が書き取った部分の台詞は、
ビートたけしが演じる師匠立川談志が、
弟子に嫉妬とは何か、に始まって、
現実をどう捉えて生きていくべきかを教えているシーン の台詞だ。
『やきもち、すなわち嫉妬とは何かを教えてやろう。
おのが努力行動を起こさずに、
相手の弱みをあげつらって自分のレベルまで下げる行為、
これを嫉妬というんです。
本来なら相手に並び、抜くための行動、生活をすれば、
それで解決するんだ。
しかし、人間はなかなかそれができない。
嫉妬してる方が楽だからな。
よく覚えとけ。現実は正解なんだ。
時代が悪いの世の中が悪いのと言ったところで、
状況は何も変わらない。現実は現実だ。
その現状を理解し分析しろ。
そこには必ず、なぜそうなったかという原因がある。
それが認識できたら、あとは行動すればいいんだ。
そういう状況判断もできないような奴は、俺の基準ではバカという』
実力がものをいう厳しい芸人の世界が台詞の背景にあるが、
これはどんなことにも当てはまると思う。
現実は正解。
現実を理解し分析すれば、なぜそうなったかという原因がある。
それを認識し、行動する。
近ごろ私が感じていることをズバリ言葉にしてくれたような内容だ。