昨日は新しい仕事仲間(通訳)とエアボートツアーに行った。
こんなボートで湿地帯を行く。
その方は普段は車関係の仕事をされることが多く、
航空関係は初めてでおもしろい、と言っていた。
そうそう、書いてなかったかもしれないが、
9月からずっと続いているこの出張仕事は航空関係だ。
毎日航空機のことばかり見たり聞いたり訳したりしているので、
頭がすっかりそれになってしまっている。
通訳や翻訳の仕事って、そのときどき引き受けている仕事の内容を
勉強しなければならないので、
広く浅く、いろんな世界を覗くことになる、というような話を、
昨日は仕事仲間と話していた。
その方は車に詳しいので、いろいろ教えてもらった。
いつか私も車関係を訳す日がくるかもしれないので、
そういう話は聞いておくとためになるのだ。
いろんな世界を広く浅く覗くというのは全くそのとおりで、
たとえば、少し前には日本のある市の観光ガイドを訳していたので、
その市のことをいろいろ知ることができた。
3月にこの仕事が終わったら、4月からは整体関係の仕事が入っているので、
今度は解剖学の復習をしなければならない。
筋肉や骨の名前が出てくるから。
こんな桟橋からエアボートは出発して、
ワニが見たい観光客を載せて湿地帯を進んでいった。
今シーズンは例年より涼しくて、あまりワニが見られないそうだ。
今回は1匹遠くに見えただけだった。
写真撮影は遠すぎて無理だった。
昔(約20年前)、日本に住んでいたころは恋愛小説を何冊も訳した。
そのとき、フロリダキーズが舞台だった話があって、
美しい描写があったのでいつか行ってみたいと思っていた。
フロリダの出張が一昨年初めて入った時にさっそく行ってみたのはそのせいだ。
(そのときの記事
☆1&
☆2)
それを訳したころは、まだインターネットがなく、
仕事で訳す新しい本を受け取ると、図書館に数日通って、
舞台になっている土地の地図はじめ、いろんなことを調べたものだった。
今は、インターネットですべてができるので、図書館に行くこともなくなった。
ネットなしで翻訳をしていた頃とは大違い。
辞書だって紙だった時代だ。
エアボートはこんな湿地帯の草をかき分けるようにどんどん進んでいった。
ワニは結局、見れなかったが、鳥は何種類か見ることができた。