太陽いっぱいコロラド暮らし

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1日に何度もお出かけ

お出かけ前にまずスカーフをかぶる。
ドアを開けると、すきを狙って中に入ろうと待ち構えていた猫たちが
開いたドアの隙間から入って来ようとする。
「こら! だめだめ! 中はだめ! ほら、お外だよ」などと言いながら、
入って来ようとする猫を阻止して、外に出る。
風が全身に当たる。気持ちがいい。
ここはほとんどいつものようにカスピ海から風が吹いている。
2階なので、隣近所の敷地が見える。
人が見ていないかチェックしながら、スカーフがちゃんと頭に載っているか確認。
階段を半分下りた踊り場に、このうちで一番やせ細ったメス犬のガランキがいる。
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「おい、おまえ生きてるか? 大丈夫か? よしよし」などと声をかける。
子どもを産んだことのあるメスの老犬には、何といっても親しみを感じるのだ。
そして、もう半分の階段を下りる。

風に吹かれる洗濯物をよけて頭をすくめながら歩く。
辺りはこんな様子。
紐で遊ぶ猫たち
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メロンやかぼちゃ。
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お気に入りの場所で昼寝中の犬。
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カシコは臨月の妊婦だ。「おまえ、重くて大変だなぁ」
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さらに行くと、牛たちの視線を感じる。
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牛はあまり考えていないような顔をしているが、
kumikoさんが言うにはとても賢くて、なんでも見ているのだそうだ。
そう言われてみると、常に見られているような気がしてくる。
少し遠回りをして「ナンバーワン」を撫でにいく。
私が毎日乳をしぼっている牛だ。
というより、私に毎日、乳を絞らせてくれている牛だ。
牛を知るにつれ、そう言う気持ちになってくる。

視線が微妙にずれていて合わないのだが、確かに私を見ているらしき目↓
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そして、私は目的地に到着し、用を足して、
また周囲の様子を見たり、動物に話しかけたりしながらぶらぶらと帰路につく。
帰路↓
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トイレが近い私はこれを1日に何回も繰り返すことになる。

ここでは、ヒキコモリにはなれないのだ。
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by boudham | 2014-07-30 22:16 | イラン2014 | Comments(14)
Commented by May at 2014-07-30 22:51 x
敷地内のおトイレに行く時も、スカーフを被らなければならないのですか?!
先日の嵐の時は、どうされていたんですか?
土砂降りの時なんかも大変そう〜
”牛は考えていないような顔をしている”けど違うんですね(爆)
カスピ海からの風って、どんな感じなんだろう?生ぬるい・・?それとも爽やか・・?
そろそろホテル暮らしに飽きてきたけど、明日から四畳半暮らしです。どうなるのか〜
Commented by paprica at 2014-07-30 23:04 x
あ。そっかぁ〜、おトイレは大きな離れの建物の中でしたよね〜。え?じゃ、夜中のトイレもコレを繰り返すのですか? だだーっと猫に入ってこられそう。
砂漠人さんちの動物たちはたくましいです。野生の強さを感じます。犬がいて、猫がいて、牛がいて。のどかですね♪ 
牛の視線には笑ってしまいましたっ。そうそう、見ているんですよ。牛だけになったときにボーダさんのこと、色々と話しているんですよ、きっと。
Commented by kaguma at 2014-07-30 23:35 x
ネパールにいたころが懐かしいです。当時も屋内にトイレがないので離れた建物まで行かなければなりませんでした。
それにしても、トイレに行くのにスカーフの準備やら、犬と猫と牛に挨拶をしなければならないのはなかなか大変ですね。
考えてみると、私の父の世代には家の中に牛がいて、トイレは離れた小屋にありました。猫も、犬も、鶏も、ヤギもいたということです。わずか60年ほどの間に日本は変わってしまったということでしょうか。
そういえば、私はその牛がいた場所に床をはった部屋をもらって勉強部屋にしてました。牛みたいなものだったんですね。

牛が賢いという話は昔祖父や父から聞かされています。本当に牛は賢いらしいです。papricaさんが言われるように、きっと牛たちの間ではboudhamさんの噂でもちきりなのではないでしょうか。

ところで、砂漠人さんのブログでは、嵐の話がさらっと触れられていたのですが、大丈夫だったのですか?
Commented by May at 2014-07-31 00:18 x
kaguma-jiに便乗させていただきます(笑)
日本は大きく変わったと思います!私が産まれた家は五右衛門風呂で、洗濯はタライ、水道は手押しポンプ、歯磨きは粉、七輪で魚を焼いていて、暖房も火鉢とか。考えると、電気が来ていなかったんじゃないかなぁ(爆)
今はそんなのを探す方が大変だし、そんな話をしても若者には通じないでしょう。うちはトイレは家の中にあったけど、友達の家は外にありました。
Commented by kakashi at 2014-07-31 21:09 x
子供のころ、私の近所にもいましたよ~牛。怖くて近寄れなかったのですが。ヤギを飼っている人もいましたね~。今ではさっぱり見かけなくなりました。

トイレが外にあるなんて、不便ですね・・・。夜中に3回はトイレに起きる私としては、つらいです。もしかしたら、私だったら、尿瓶を用意するかもです。考えると、kumikoさんはすごいですね。日本の近代的生活から原始的生活へ。なかなかできることじゃぁありません。
Commented by さくらさく at 2014-08-01 00:14 x
ボーダさん、こんにちは!  今週のコロラドは、コロラドらしくない朝から雨のどんよりした日が続いてましてかなり肌寒いです。
そちらはRAMADAN後のEADで人の出入りが激しいでしょうね。
私はパキスタンのラホールという町にいましたよ。
イスラムとインド文化の混ざり合った町です。
イランはシーア派が主流ですが、トルクメンはスンニはなのでしょうか?
それにしても、ほかの方もコメントしていらっしゃいますが、敷地内のトイレに行くにもスカーフとは厳しいですね。
お食事も、身元のしっかりした素材でおいしそう!!
アメリカへ帰ってきたらお腹がびっくりしそうですね。
Commented by あん at 2014-08-01 04:41 x
あははは、うちと正反対ですね。我が家ではすきを狙って外に出ようと常に待ち構えている内猫が、ドアが開く度に隙間から猛ダッシュで逃亡を試み、途中ハッと我に返り帰ってきてました。(笑)

トイレが遠そうですね・・夜は怖いなぁ。せめて屋内の一階とかにあればいいですね・・あたしは夜中にトイレに起きるからその暮らしは絶対に無理だわぁ、他にも鳥が超だめだからムリか。誰も見てない敷地内でもスカーフをかぶるんですね?以前息子の空手道場の師範がイラン人で(結構有名なお方)イラン人の方達も多く来てましたけど、スカーフを被って空手をする女性もいれば、子供がやるのを見学してるだけでもスカーフ無しの女性が居ました。スカーフって宗教的なものなんですか?スカーフ無しの女性もラマダンはやってましたね。
Commented by boudham at 2014-08-01 12:10
Mayさん
玄関を一歩外に出ると、隣近所や道行く人から見えるので、スカーフをかぶらなければいけないんです。しかも、この家は近所の注目の的なので特に。この村ではkumikoさんは有名人なので、この家は言ってみれば、ビバリーヒルズのジェニファー・ロペス宅のようなものなのです(爆)
嵐は強風だけで、雨はほとんど降らなかったので、厠通いで濡れることはありませんでした(笑)雨が降ったら、確かに大変になるでしょうねー
カスピ海からの風は気持ちがいいですよ〜
Commented by boudham at 2014-08-01 12:19
papricaさん
もちろん夜中のトイレもこれの繰り返しです。ここではこうだと決まってしまっていることなので、大変とは感じません。むしろ、こうなったら毎回外の空気を楽しむことだと思っています。昼は動物たち、夜は星空。幸い雨にはあっていません。
牛は、そうそうpaprica さんは確か牛の気持ちが私よりわかるはず(笑)
本当に夜中に噂してそうなぐらい賢いみたいなんですよ。たとえば、私は新人なので、いろいろ試そうとしているらしいんです。本当に逃げるつもりもないのに、ちょっとだけ逃げてみて反応を確かめたり、本人もじゃまになっているとわかっているくせにわざとどかなかったり。私をちょっとばかにしつつ試しているんです。でも、あきらかに反抗したり、敵意を示したりはしないので、嫌われてはいないようです(笑)
Commented by boudham at 2014-08-01 12:29
kaguma-ji
トイレに行くのにスカーフは正直ちょっと大変ですし、ときどき忘れそうになったりします。この習慣が身に付くには数カ月必要かも。犬と猫との挨拶は楽しいですよ。でも、こういうことがあるのでトイレをぎりぎりまでがまんはできません(笑) 余裕を持って出かけないと。
へぇ〜 家の中に牛がいたんですね。チベットやネパールの山にもそういう家が多かったです。kaguma-jiはネパールでも山の方はあまりご存じないかもしれないですね。日本はこの60年ですごく変わったようです。私が子どものころは変わる前の日本も少し残っていましたが、今では見られないものが多いですね。
嵐は3日間強風が吹き続けました。雨はほんの少しだけ。雨が異常に降っていないそうで、地面が乾ききっているので、土ぼこりが大変でした。一夜目に窓を閉めていなかったので、家の中も土ぼこりだらけになり、kumikoさんはお掃除が大変でした。風で何でも飛んでしまうので、ハリルも牛の餌やりはじめ、仕事がいつもの何倍も大変そうでした。私はそんな二人を見ていただけでしたが。
Commented by boudham at 2014-08-01 12:35
May さん、kaguma-ji、
私も、5歳まで住んでいたのが間借りしていたようなところだったんですが、同じだったと思います。その後両親が家を建てて引っ越しましたが、そこはタイルのお風呂、ダイニングキッチンには水道やガス代や椅子やテーブルがあり、家には車庫もついていました。それが昭和40年ですから、あのころは日本がどんどん変化していたときだったんでしょうね。
Commented by boudham at 2014-08-01 12:45
kakashiさん
kakashiさんがお子さんだったころは近所にいたんですか。私も牛は経験がなかったので、最初は怖いような、どうしていいのかわからないような、でしたが、毎日ミルクをしぼらせてもらっているので、どんどん親近感がわいてきています。私がしぼるとkumikoさんの何倍も時間がかかるのに、私が絞りたいから絞らせてくれているようです。
トイレは、そうですねぇ、私もkakashiさんと一緒で夜は3回起きたりすることもあるので、大変なときもあります。特に夕食後いスイカを食べちゃうと・・・(食べなきゃいいのに、真向かいでハリルがあまりにもおいしそうに食べるのを見るとつい(笑))
kumikoさんも1日や2日で慣れたわけではないのでしょうが、都会のど真ん中(東京)で、とても都会的な生活(近代的なマンション)でキャリアウーマンをされていた生活と、今の生活はどれだけ違うことでしょう! 不健康で弱っていた自分が、ハリルの生活のハウツーと人生観に助けられたのだとご本人は言っておられます。今はまったく不健康でも弱そうでもありません(笑)
Commented by boudham at 2014-08-01 13:10
さくらさくさん、
コロラドがどんより、と聞くと、「逃してしまった〜 もったいないことをした」などと思ってしまいます(笑) コロラドに住んでいると、特に夏ですが、どんよりしているとほっとするんです。あの強い太陽光線に疲れるというか。
ラマダンが終って二日間はお客さんがたくさん来ました。kumikoさんがお茶を出したりしてもてなしていました。ここはトルクメンの村で、トルクメンはみんなスンニ派だそうです。
パキスタンのラホールは29年前に行ったことがあります。(29年前って!! 信じられないほど大昔になりました)ペシャワールからネパールに帰るとき2、3日寄って、大きなモスクかなんかに行ったときに撮った写真が今もあります。さくらさくさんは最近までそちらにお住まいだったんですか? パキスタンは最近危険な印象を受けますが、実際住んでいる人たちはどうなんでしょうね。
Commented by boudham at 2014-08-01 20:34
あんさん、
そうですね、確かに普通先進国では、猫ちゃんたちは外に出る隙を狙ってますよね。脱走に成功した猫が途中でハッと我に帰って戻ってくるって、笑えました。
私は夜中も絶対行かなくちゃいけないので、外トイレに行っていますよ。たくましい番犬が7匹もいるので、怖くはないです。でも、犬がいなかったらこわいかも。それほどこの家は犬が守ってくれているんです。私のバッグにはお金も入っているし、家の鍵は夜も開けっ放しですが、犬のおかげですね、全く心配がないのは。敷地内でスカーフをかぶらなくちゃいけないのは、残念ながら「誰も見ていない」状態ではないからです。
敷地は塀に囲まれていますが、開いてる部分があってそこから見えるし、二階の玄関は隣近所が平屋なので、よーく見えちゃうんです。実際みんなよーく見ています。
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