このごろ英語から日本語への翻訳よりも、その逆の依頼が多い。
私は英語が完璧じゃないので、英語はいつも誰かに最後に校正してもらっていた。
theとかaの使い分けは今でも間違えてばかりだし、一生直せないと思う。
この間違いは、ネイティブの英語人にはあり得ない間違いで、
ネイティブたちは、すぐに私の間違いに気づく。
だから、ここ1年はずっと相棒に直してもらっていた。
でも、あまり頼りすぎて、たくさん頼んだせいか、
もうやらない!と言われてしまった。
なんでいつも同じ間違いばかりするの?とまで言われてしまったが、
これは私にとって、おそらく一生かかっても直らないことだ。
それで、他の誰かを探さなくてはならなくなった。
時給15ドル払うということで広告を出してみたり、
コーヒーショップや大学に張り紙をしたりしたが、
なかなか頼めそうな人が見つからず、ストレスになっていた。
私の英語を校正してくれる人がいないと、
日本語から英語への翻訳の仕事は引き受けられず、
そうなると、収入がかなり減ってしまう。
困り果てて悪夢までみるようになってしまい、
去年ジャカルタに引っ越した友達にメールで相談してみた。
そうしたら彼女が、私がやるわよ、ましてお金まで払ってくれるならいつでもやる!
と言ってくれた。
うれしくて、ありがたくて、涙が出そうなぐらい。
彼女は外国人に英語を教える専門家だし、
私がどんな英語の間違いをするのかも、しっかり把握している。
こんな人に時給15ドルで校正してもらえるなんて、これ以上ありがたいことはない。
友達の存在は本当にありがたい。