このところ、毎日インターネットで核廃棄物について勉強中。
youtubeもよく使っている。
それに関しての通訳をしなくてはいけないので、
youtube はとてもよい教材になる。
耳で聞いてポーズしながら訳す練習ができるからだ。
1990年代に翻訳の仕事をしていたときは、
図書館に通って調べものをしていた。
今はインターネットがあって、なんて便利なんだろう。
核廃棄物がアメリカ、カナダ、フランス、日本、その他の国々で
大問題になっているようなのだが、
国民にはあまり知らされない。
これから万年単位で隔離貯蔵されなければいけない核廃棄物。
アメリカでは人の住まない砂漠のような場所を選んで地下深くに廃棄されている。
その周囲はフェンスで囲まれ、
テロリストが近づかないようにガードされている。
「近づくな」とか「危険」とかいう標識があちらこちらにかけられている。
でも将来、英語が使われなくなったときのことも考慮して、
その標識は世界数か国語に訳されたものが設置されている。
だれも言語がわからない場合のことを考えて、
ガイコツなどの絵のものもある。
これから数万年間の間、危険であり続ける放射性廃棄物。
日本の新しい首相は
これからも原子力発電所を新たに作る予定だと言っているようだ。
それは、「福島とは違う」安全なものなのだそうだ。
信じられないことだが、日本ではみんなどんなふうに思っているのだろう。
日本では、もう原発は多くの人が反対なのではないかと思っていた。
そうではなかったのだろうか。
あの日本の東北大震災を見て、
ドイツは原発を2022年までに廃止することに決定した。
日本はそうはならないのだろうか。