ここの大家さんは
airbnb というサイトで家の部屋を提供しているので、
私以外にもお客さんが入れ替わりやって来る。
大人が共同生活をしているように、
キッチンやリビング、庭などをシェアする。
人間誰でもお腹が空いて、お腹が空くと何か食べたいので、
とりわけキッチンやダイニングの辺りは、出会いの場となる。
airbnbのサイトに写真が載っていたので見ていたが、
予想以上に物が多いキッチンだった。
私がここを躊躇せずに選んだ理由には
写真にプレイヤーフラッグが見えたことがある。
この五色のカラフルな旗はチベット仏教のお祈りの旗だ。
このキッチンにはこんな旗も。今日はここでスープを作った。
具はトマト、ニンジン、ブロッコリ、チキン、玉ねぎ、にんにく、しょうが。
スープをぐつぐつ煮ていたら、
おとといからいる女性がやって来たので、少し話した。
アイオワ州で大きな農場を持っているそうだ。
娘さんがこの街に住んでいて、お孫さんがいて会いにきたそうだ。
農場は息子さんに譲って、この街に越して来ようか考え中だとか。
昨日はこのダイニングテーブルでお茶を飲みながら
魔術師さんと旅の話などをしあった。
魔術師さんの旅の写真を数枚見せてもらった。
カンボジア、ベトナム、ミャンマー、ノルウェー、イギリス、ニュージーランドなど。
彼が広場でマジックを披露している写真もあった。
お金を作りながら旅ができるってうらやましい。
あ、私も翻訳だったら、そうできるか・・・
今はもっとお金を貯めて、いつか旅しながら翻訳もいいなー
あ、「こんなのもなかなかいい」という題名はそのことではなかった。
大人が同じ屋根の下で共同生活のようなことをしていることだ。
自分の部屋で1人になれるし、
こうして生活スペースで人と会って、自然と話もできるし、
こういうのもなかなかいい、と思った。