カリフォルニアはもう何年も前に白人の人口が半分以下だが、
デンバーは70%以上が白人だ。
一番多いのはドイツ系の白人で約15%、そのあとアイルランド系、イギリス系と続く。
また人口の約3分の1がヒスパニック系(人種はいろいろ)で、この比率はとても高い。
黒人は約10%、アジア人は約3%だ。
アジア人の中の内訳は知らないが、私が見かける中で多いのは、韓国人、中国人、ベトナム人。
日本人には滅多に会わない・・・と思う。
私が行くジムで、サウナやジャクジーでは毎回のように韓国人の女性複数を見かける。
韓国語でおしゃべりしながら、結構長居していく。
何となくお風呂屋さん感覚みたいで、彼女らがプールで泳ぐのを見ることはほとんどない。
韓国人も日本人のようにお風呂好きなようだ。
韓国の人たちは家族ビジネスをしている人が多く、この辺の酒屋は韓国人経営が非常に多い。
クリーニング屋もある。
ネイルサロンはベトナム人が多い。
黒人はダウンタウンから北の方にかけてはよく見かけるが、
うちの近所(デンバー南東部)ではあまり見かけない。
ゴミ収集や、屋根に登って修理している人、工事の人はメキシコ人が多い。
メキシコ人は働き者で家族思いなことで有名だ。
日本人はどこで何をしているのか知らないが、なかなか見かけない。
コロラドは歴史的に日本人と関わりが深い。
第二次世界大戦中、日系アメリカ人は強制収容され、財産も仕事も失ったことは有名だ。
強制収容所での生活は厳しかったそうだ。
コロラドにも強制収容所が作られ、日本人が送られて来た。
その頃のコロラド州知事
ラルフ・ローレンス・カーは、日本人をとても丁重に扱った。
日本人の強制収容にも反対だった。そのせいで彼は自分の政治家生命を縮めてしまったらしい。